聖観音宗

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待乳山便り 東京都

十一面観音菩薩を本地仏とする歓喜天を本尊とする。正式名称は待乳山本龍院

聖観音宗とは

聖観音宗(しょうかんのんしゅう)は1950年に、天台宗から独立した。本山は東京都台東区浅草にある浅草寺(せんそうじ)である。

聖観音宗浅草寺は年間約3000万人の観光客がおとずれる、日本有数の観光スポットとなっている。

本山:浅草寺(せんそうじ)

浅草寺は東京都で最古の寺とされている。

寺伝によると、628年3月18日の朝に、浅草寺の本尊となる聖観世音菩薩像が隅田川のほとりに住む檜前浜成・竹成兄弟が浅草浦で漁をする網にかかり、土地の長だった土師中知が私宅を寺に改めて、この聖観音菩薩をおまつりしたことが、浅草寺のはじまりとされる。

浅草寺の山号の金龍山(きんりゅうざん)は、聖観音菩薩が現れた日に一夜にして辺りに千株ほどの松が生じ、3日を過ぎると天から金の鱗をもつ龍が松林の中にくだった逸話が由来とされる。

浅草神社(あさくさじんじゃ)

本堂の東には浅草神社(あさくさじんじゃ)が建つ。

土師氏の子孫が聖観世音菩薩の夢告を受け、浅草寺の創建に関わった土師真中知・檜前兄弟の三人を郷土神としてまつる、三社権現社が創建された。正確な創建年代は不明だが、権現思想が流行りはじめた平安末期から鎌倉初期以降とされる。

絶対秘仏

本尊の聖観音菩薩は628年にあらわれ、645年に勝海上人という僧侶が立ち寄り、秘仏として定めたとされる。

今日に至るまで絶対秘仏として、参拝者はその本尊のすがたを拝むことはできない。ただし12月13日の御宮殿開扉法要のときのみ、午後2時から本堂宮殿の扉が開かれ、御前立と称する「本尊の代わりとする像」を拝むことができる。

※御前立も常には秘仏とされ公開されていない。

1945年3月10日の東京大空襲では本尊をまつる本堂が焼失したが、本尊は前もって本堂の真下、地中約3mのところに埋めた青銅製天水鉢の中に安置し、本堂焼失にもかかわらず本尊の消失を免れたとされる。

宗派聖観音宗
本山浅草寺(金龍山浅草寺)
本尊聖観世音菩薩
寺数約20
住所東京都台東区浅草2-3-1
公式サイト聖観音宗 あさくさかんのん 浅草寺 (senso-ji.jp)
(4K)東京・浅草寺 – Sensō-ji Asakusa Shrine(Amazing 4K Japanより)